フォネティックコードってご存知ですか?

のぼりとの杜コラム

相手に電話や口頭でメールアドレスや名前の漢字を伝える時って難しいことありませんか?
書いてもらったり、メールで送信してもらうと間違いがないので一番安全な手法ですが、どうしても口頭での言い伝えにならざるを得ないときもあります。
私たちも日頃の業務の中で、供花のご依頼をいただいた際の札名の漢字表記やメールを送信する際にお聞きするメールアドレスなど、結構、頻繁に口頭でのやり取りが生じます。
間違いがないようにすることが大鉄則でありますので、とても慎重になります。

さて、今回のコラムはフォネティックコードについてです。
フォネティックコード
無線電話で通信文の聞き間違いを防ぐために制定された規則である。(参照:Wikipediaより抜粋)

元々は、無線でのやり取りで、聞こえにくかったり発音が似ていて間違えそうな「N」と「M」や「T」と「P」などを区別するために作られた規則表です。確かに「N」と「M」などは電話口でも発音が似ていて聞き取りが難しい代表アルファベットですよね。
正式には欧文通話表と呼び、世界共通で正式なものなんだそうです。世界共通とはビックリでした!
その共通フォネティックコードの深堀についてですが、ここでは割愛します。調べていたらあまりにも深すぎて難しかったです( ;∀;)

わかりやすさがモットーのこのコラムですから、今回ももちろんわかりやすく^^;…。
フォネティックコードとは聞き間違いを防ぐために挙げる「例」と言えば最もわかりやすい説明でしょうか。
「ア・イ・ウ・エ・オ」「A・B・C・D・E」をどのように説明したら間違いなく伝わるかの指標がフォネティックコードであるわけです。

例えば、アルファベットの「Aやa」を皆さんならどのように伝えますか?
私は「Apple(アップル)のA」といつも説明します。
その他にも「America(アメリカ)のA」や「Asia(アジア)のA」だったりと、わかりやすい例は色々あります。地名や人名がよく使用されるそうです。
「A」を伝えるために「around(アラウンド)のA」と言う人はあまりいませんよね(^^;
このほかにも日本語で「ア」を伝える時には「朝日のア」や「ト」を伝える時には「東京のト」など和文通話表もあります。

自分の名前の漢字の伝え方に悩むことありませんか?
私、【片桐真樹】は
片方のに、桐たんすの。真実のに樹木の
私のいつものフォネティックコードです(笑)
漢字の言い伝えでは「之」「乃」「々」はいつも苦労します(・_・;)

個人的には間違いなく伝わること、伝えることが一番大切に思うので、馴染みがあり誰でもイメージできる単語を使うことがいいのかなとも思っています。オリジナルのフォネティックコードを考えてみると意外と楽しかったりもしますので、お暇なときに是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか(^^♪

終わりに…
弊社のスタッフがフォネティックコードの練習をしていたら「B」の伝え方を「Bookのボー」と発し、爆笑の渦となりました。気持ちはわかります(笑)