葬儀は地域の特色が色濃く出るものです。地域の風習や慣習によって驚くようなことも多々あります。
葬儀の時に地方の親戚の方が参列すると「私の田舎では…」とか「東京や神奈川ではこうなんですね」などのお話しもが聞くことができ、なかなか趣があるなぁ…。なんて感じます。
先日、青森県青森市出身の方と葬儀のお話しをする機会がありました。
多くの特徴のお話しをお聞きしましたが、その中でも印象に残っているお話しがこちらです。
・通夜の前に火葬する
・葬儀は招待制で会費制
関東に住む私にとって、神奈川で葬儀のお仕事をしている私にとって、びっくり仰天でありました。
通夜の前に火葬をするということは、通夜も葬儀も骨葬(火葬後に行う葬儀)と言うことです。関東圏でも前火葬をする一部地域はありますが、ほとんどが葬儀の前に行います。通夜の前に火葬とはビックリですよね。ですので故人様とのお別れは通夜前にご自宅や安置施設等で済ませることになります。
また、葬儀はこれまたビックリの招待制&会費制!葬儀と葬儀後の法要の案内状が届き、そこに会費等の明記もあるとのこと。この会費はお香典ではなく、あくまでも葬儀と法要の会食に参列する会費です。会費はおおよそ15,000円前後だそうです。冠婚葬祭で言えば結婚式の招待状をイメージしますが、二次会はともかく披露宴の招待状には会費はあまり書かれていませんよね。いやぁ、葬儀は本当に奥深い。所変われば葬儀は変わります。
「あたりまえと思っているのは自分だけ」「当たり前はそれぞれに違う」
葬儀にはこの言葉がピッタリと当てはまります。
みなさんの出身地や地域の葬儀の特色はいかがですか?是非、教えてください!!