鏡餅の意味とは?

のぼりとの杜コラム

今年も今日12月28日を含めると残り4日となりました。そろそろ仕事納めの方も多いのではないでしょうか。
お休みにはいると大掃除や新年を迎える準備と、いよいよ年の瀬だなぁと感じてきます。
その新年を迎える準備のひとつとして鏡餅があります。
でも、鏡餅ってどんな意味があるのでしょうか?

鏡餅の意味
鏡餅にはその一年の神が宿ると言われています。丸い大小のお餅を重ね合わせます。そのお餅は月と太陽を表し、福が重ね合わさり、とても縁起の良い物と考えられました。「この一年、良いことがたくさんありますように」と願いを込めてお供えします。年神様を呼び込む意味が込められています。

鏡餅を飾る場所
鏡餅は神が宿るものですので、様々な場所に飾ってOKです。
・床の間
・神棚や仏壇
・玄関
・台所(火の神様・水の神様)
・洗面所や浴室(水の神様)
・トイレ(トイレの神様)
このように様々な場所に神様を呼び込む意味でたくさんの鏡餅を飾っても良いのです。私のおばあちゃんの家もトイレと玄関、台所には鏡餅をお供えしていました。

いつまで飾る?
鏡開きと言って、一般的には1月11日まで飾ります。鏡開きにはお供えしたお餅を食べることで、神様のお力を注入できると言われているので、ただ鏡餅を下げるのではなく今年一年の良縁を祈りながらその日に食べるようにしましょう。
なお、地域によっては鏡開きの日に違いがありますので、お住まいの地域の風習に倣い、鏡開きをしていただけたらと思います。

さあ、もうすぐ2021年が終わろうとしています。慌ただしい年末ではありますが、新年の準備を整えて、気持ちよく2022年を迎えましょう!