かわさき北部斎苑を自家用車で利用時の注意点

のぼりとの杜コラム

川崎市民の火葬場と言えば北に北部斎苑、南に南部斎苑と二か所がお馴染みです。川崎市公営の斎場ですので式場利用費、火葬費とも優遇されています。
これまでのコラム等でも書いてきましたが、火葬場の併設であることで移動の負担も少なく、極々少人数の家族葬から、ある程度の規模の葬儀まで対応できることもあり、とても人気となっております。
しかしながら、使用する際に知っておいて欲しいこともありますので今回は、かわさき北部斎苑をご利用の際の注意事項をお伝えしたいと思います。

注意事項はいくつかありますが、かわさき北部斎苑での注意事項と言えば、ズバリ!!自家用車の乗り入れ台数制限です。
そのご家族(葬家)ごとに車の乗り入れ台数の制限があります。
具体的に記していきます。

火葬場の利用のみ
1家族4台まで
式場も利用の場合
第1・第2式場:8台(お寺様含む)
第3式場:5台(お寺様含む)
となっています。

この台数は家族、親戚、その他の参列者の方も含んだ台数です。みなさま、どのように感じますか?
一時利用で一般参列者の短時間駐車スペースはありますが、そう多いとは言えません。

かわさき北部斎苑を利用するすべての方々の共有の駐車スペースでもあるので仲良く使用です。
決してケンカはしないでください。たまに見かけちゃううんです(>_<)

乗り入れ台数に目を移すと使用用途に応じて4台~8台です。
妥当とみるか、少ないと感じるか。それはさて置き、斎場での使用ルールなので、私たち葬儀社も打ち合わせの時には自家用車の乗り入れの話しは必ずします。厳正なルールになるので、かわさき北部斎苑をしようする方は覚えておいた方が良いでしょう。
明らかに、自家用車の台数が増える時はマイクロバスやハイヤー、タクシーでの利用することがオススメになります。また、一般の参列の方には公共機関の利用を促しましょう。JR津田山駅からも徒歩圏内です。

駐車場入り口では警備員さんが正門で台数のチェックを行い、各ご家族の駐車枠に案内してくれます。「私たちだけなら…」はいけません。ルールはルールとなります。
時折、この規則を無視してか駐車スペースがなく、とても困っている車両を見かけます。火葬の時間は待ってくれません。最後のお別れには間に合わなくなります。
お客様からは以前の葬儀の際に、それを知らなくて(葬儀社にも聞かされていなかった)駐車できずに火葬場から徒歩15分も先のコインパーキングに止めに行ったとの声も聞きました。火葬場周辺にはコインパーキングもありません。荼毘に付される時には間に合わなかったそうです。とても悔やんでいました。

最後のお別れの場になる火葬場ですが、火葬場は不特定多数の方が利用になる施設です。
かわさき北部斎苑だけでなく、各斎場・各火葬場でのルールを守り、最後まで気持ちよく故人様をお見送りしたいものです。