享年と行年の違い

のぼりとの杜コラム

前回のコラム(満年齢と数え年の違い)に引き続き、今回は享年(きょうねん)と行年(ぎょうねん)の違いについてです。
テレビやニュースで、亡くなった方の年齢を享年と表すことがよくあります。

享年とは、その人が生きた年数を表しています。『享』という漢字にはうける、受け取るという意味があります。天から授かった命の年数のことを享年といいます。享年は本来は数え年で表しますが、数え年を使う機会が少なくなったため、現代では満年齢で表すことも多くなりました。

一方、行年はその人が生きた年齢を表します。行年も享年と同じ数え方をします。
享年が年数を表すのに対して、行年は年齢を表します。言葉の意味合いに微妙な違いがあります。
享年は年数を表しているので、本来は享年○○と『歳』は付けないという考え方があります。

ご自宅に位牌がある方は裏に年齢が書いてあると思いますので、ご覧になってください。享年や行年の表記はお寺様によって考え方が様々ですので、気になった方はお寺様に聞いてみるのも良いと思います。

 


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