弔電やお香典の袋って処分しても良いの?

のぼりとの杜コラム

葬儀の際に各方面からいただく弔電やお香典。
その弔電やお香典の袋は葬儀が終わった後はどうすればいいのでしょうか?

弔電やお香典は葬儀の際に受け取った後は役目を終える
ひと言でお話ししますと、処分してもかまいませんし保管しておいても大丈夫です。
処分というと聞こえが悪く思うかもしれませんが、弔電やお香典は葬儀お際に弔意としての役割を十分に終えています。お気持ちも拝受したと考えると良いと思います。
四十九日や納骨を待って処分することもひとつの目安です。

保管される方は、仏壇の引き出しに納めておく形はいかがでしょうか。お仏壇であればこの先もご先祖として眠る場所ですのでオススメの保管場所です。
位牌に向かって手を合わせる。ふと思い出した時に改めて弔電を読み返してみるのも良いでしょう。

お香典袋も同様です。
お香典袋には頂戴した方の名前や住所の記載がありますが、葬儀の際に受付があった場合は芳名カードや芳名帳に記録として残るので袋自体は処分しても良いでしょう。

処分の際の注意点
弔電やお香典袋を処分する際は、自治体の分別方法に従ってください。
名前や住所等が書かれている場合は、個人情報の流出に注意します。しっかりと裁断・破棄をしましょう。塩を振ってから処分する…。これは必要ないと考えます。弔意は穢れではないからです。

いただいた弔電やお香典の袋をご自身で処分するのは気が引ける
このような方は、お寺様に相談することを推奨します。ほとんどのお寺様はお焚き上げをしていただけると思います。また、お寺様によっては別のご提案をしてくれることもあるでしょう。
時間が経っていても相談してみてください。

弔電やお香典は故人様、ご家族への弔意です。しっかりとお気持ちを受け取ったことを再確認した上で、ご家族に見合う方法で処分か保管を考えましょう。

最後にもう一度。。。
弔電やお香典の袋は処分しても問題ありません。