コロナ禍のお葬式についてのアンケート結果

のぼりとの杜コラム

コロナ禍のお葬式についてのアンケートを実施いたしました。
たくさんのご回答をいただき誠にありがとうございました。

早速ですがアンケートの結果です。
回答数:36 有効回答数:36
質問1:参列に制限を設けますか?
① 制限せずに参列のお知らせをする 25%
② 親戚や知人を含む親しい人のみにお知らせをする 50%
③ 家族・親戚のみに参列を限定し、他は一切お断りをする 8.3%
④ 参列はお断りするが、お葬式をリモート中継する 0%
⑤ その他 16.6%
「葬儀は直系のニ親等まで出席、他は葬儀の後にお知らせをしました。」
「基本的に制限はしないが、時間集中の注意を促し、ソーシャルディスタンスを保つ施策を工夫する」

質問2:お食事について(お通夜の際に、親戚・一般参列問わず皆様にお食事を振る舞うのが首都圏では通例ですが、どのような対応をされますか?)
① 従来通り【大皿】を用意する 16.7%
② 個別のお膳を用意する 8.3%
③ 家族と親戚のみなら【大皿】を用意する 8.3%
④ 家族と親戚のみでも個別のお膳を用意する 25%
⑤ お食事は用意しない 25%
⑥ その他 16.6%
「仕出し弁当の形をとり、お持ち帰りしてもらう」
「広めに席を確保できるレストランにて個別のお膳でした。」
「返礼品にお食事分をプラスして渡す」

以上のようなアンケート結果になりました。
質問1についてですが、やはり人数を制限するように心掛けていることが分かります。リモート中継もある程度は需要があるのではないかと予想しておりましたが、今回のアンケートでは需要がないとの結果になりました。リモート中継をするより祭壇の写真を撮って参列できなかった方に後日データや写真をお渡ししてこんな感じでお別れをしましたとお話をする方が多いのでしょうか?
元来、葬儀は人が集い弔うことが大切だと思います。密だからコロナだからではなく、葬儀社側がしっかりと対策を行い安心を訴求していくことが必要に感じます。
しかし、密になってしまう事はみなさま心配だと思います。その対策として、儀式進行の時間を避けて参列していただくという方法もあります。お寺様がお読経を読んでいる間は着席していただいたり焼香を促したり、密になる場面が増えます。その時間以外に故人様とお別れやご面会できる時間を作れば密にならずに参列が可能です。

質問2
については、半分以上の方が個別のお膳をご用意したり、お食事は控えていただくという結果になりました。どうしても人が大勢集まるとお話しないわけにはいきませんよね。しかも久しぶりに会ったりすると会話がかなり弾むのではないかと思います。
お料理を召し上がる際には会話を控えめにしたり、大皿の場合は取り分け用のお箸を使用したりといった対策は必要だと思います。また、お食事は提供せずに食事専門のカタログギフトも新たに導入いたしました。(画像参照)食事の振る舞いをギフトで提供できる新しいサービスです。

最近、またコロナウイルス感染者数が増えつつあります。コロナの影響で葬儀の参列を制限するのは心苦しいと思いますが、葬儀社と皆様でより良いお別れの場を一緒に考えていきたいと思います。
アンケートへのご回答、誠にありがとうございました!