気候変動で風物詩も変動?!多摩川沿線、秋の花火大会

のぼりとの杜コラム

「登戸の杜」のホームタウン川崎市と

東京都の境界を流れる多摩川

これから楽しめる花火大会!

9月21日(土)「調布市花火大会」

10月5日(土)「川崎市制記念多摩川花火大会」

が予定されています。

調布市の花火は主催は調布市なのですが

対岸のJR南武線中野島駅稲田堤駅からすぐの河原には

毎年たくさんの人が集まり、夜空のショーを楽しみます

 

あれ?

花火大会って、日本の夏の風物詩じゃなかったの?

なんで秋なの?

と思う方も多いのではないでしょうか

調布の花火大会も 多摩川花火大会も

以前は真夏に開催されていました

2017年8月に開催予定だったこの年の花火大会は

両方とも、激しい雷雨に襲われて中止に

これ以降、集中豪雨に見舞われやすい8月を避けて

秋の開催が続いています

そもそもですが

昭和から平成に育った世代にとっての常識は

台風や雷雨や長雨は、むしろ9月に来るものでした

台風11号12号ぐらいが日本に直撃するもの

という認識で大人になったはずだったのに

この何年間、異常な暑さが毎年更新されて

6月や7月でも台風が日本列島に向かって来ますね

毎年のように

「今までに経験したことのない規模の雨が降ります」

とニュースが流れ

実際に、どこかで必ず甚大な被害が出る…。

今年も夏の花火大会が大雨になって

中止になったりしていましたね

 

地球の温暖化が進み

お盆の頃の風物詩だった花火大会も

何十年か後には、秋のものになるのでしょうか

実際に9月に入ってもまだ

熱中症警戒アラートが発令されたり

夜は多少涼しくなったとはいえ

浴衣を着て花火を楽しみに出かけるには

むしろちょうどいい気温です

夏の余韻を感じながら、穏やかな秋を願って

今年最後(?)の花火を楽しみに

お出かけになってみてはいかがでしょうか