お香典返しを渡すタイミングと金額の相場

のぼりとの杜コラム

葬儀の際、親戚やご友人等からお香典を受け取った後、お香典返し(返礼品)をお渡しするのが通例です。

お香典返しは葬儀当日(即返し)に行う場合もあれば、後日(忌明けとなる四十九日後)に行う場合もあります。

【葬儀当日に香典返しをする場合のメリット】
①大勢の会葬者がいらっしゃる
②後から一人ひとりにお香典返しを行うのが大変である

当日にお返しすることにより、ご葬儀後の煩忙を軽減することができます。
会葬者が100名、200名、それ以上となると、後日一人ひとりにお香典返しを選定するのも一苦労です。
一律の金額の返礼品をあらかじめ用意しておいて、お香典をお持ちになった方に当日お返しを行う方法は、煩わしさもありません。
(弊社では、余った分の返礼品は無料で引き取りますのでご安心ください)
ただし、御香典の金額にかかわらず、皆様へ同じ商品をお渡ししますので、高額なお香典をいただいた方には、後日返しとして追加でお返しをすると良いでしょう。

 

【後日、香典返しをする場合のメリット】。
①会葬者が主に親戚で、ご友人等の会葬も少数である
②一人ひとりの金額に合わせたお香典返しを選びたい

その方に合わせた商品を選ぶことができるので、会葬者が少数の場合には、こちらの方法も良いかもしれませんね。
後日、お香典返しを送る場合は、仏教では、四十九日(忌明け)が過ぎたことをご報告するお礼状を添えて行います。
最近では、カタログギフトの品物も取り扱っている葬儀社も増えてきているので、受け取り側が選べるカタログギフトは、弊社でも多くの方に選ばれています。
商品を選ぶだけでも大変ですものね…。

 

さて、お香典返しの品物はいくらくらいの物を選ぶのが良いのでしょうか。
一般的には、いただいた額の半分(半返しとも言います)または、3分の1の金額のお品物を目安とします。
ただし、亡くなったのが一家の生計の支えになる人である場合や、様々な事情がある場合は半返しにこだわる必要はございません。

 

葬儀のことは、元気なうちに家族で話し合っておくことが大切です。こちらの記事を読んで、我が家の葬儀について考えるきっかけにしていただければと思います。