本尊(ほんぞん)の意味

のぼりとの杜コラム

葬儀の時の祭壇にお祀りしたり、またお仏壇に据えられていたりする本尊。
聞いたことはあっても「ん?本尊って何?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

Wikipediaによると…
本尊(ほんぞん)とは、仏教寺院や仏壇などに最も大切な信仰の対象として安置される仏像・経典・仏塔、お守りとして身辺に常時携帯されるもの、仏や菩薩などの彫刻・絵画・曼荼羅(まんだら)・名号などをいう。

とあります。大切なものであることは間違いないが、何だか難しいですよね。
要約すると仏教のお葬式でその宗派の信仰する対象、また大切な拠り所とするものと説明すればわかりやすいでしょうか。
本尊は宗派によってすべて違います。信仰する対象が違うからです。
こちらの「各宗派と本尊」で確認してみてください。

各宗派と本尊←クリック

ここでは中身の説明は省きますが、それぞれの宗派によって違うことがわかると思います。
宗派をお持ちのみなさんは是非、確認してみてください。
また、「うちは何宗なんだろう」とわからない方もお仏壇に本尊が据えられているようであれば本尊から宗派がわかったりもします。
また、「来はい仏様、根から敬できる仏様、来のい姿」
要約して「本尊」というお話しもあります。
命絶えても仏様に無事になれるようご住職が導いてくれる先。それが本尊なのかもしれません。