正しい豆まきの仕方、教えます!

のぼりとの杜コラム

今日は節分です。
前回のコラムにも書きましたが、豆まきをして多くの福を取り込み、恵方巻を食べて一年の健康を祈念しましょう!
>>過去コラム「もうすぐ節分です。喪中の期間は恵方巻は食べない方が良い?」参照

さて、今回のコラムは『正しい豆まき』です。
豆まきに「正しいやり方?」思う方もいらっしゃいると思いますが、知り合いの宮司さんから豆まきの知識を得ましたので皆さんにもお裾分けです(^^;

ナゼ、まくのは「豆」なの?
豆には魔除けや邪気を祓う力があると信じられて来ました。
『魔(ま)を滅(め)っする』すなわち、豆(まめ)をまいて魔をもたらす鬼を追い払う。に通じるわけです。
おぉ、豆って強そうだ!!

豆まきは夜にすると効果的!?
豆まきの掛け声と言えば「鬼は外!福は内!!」です。
鬼は昔から夜にやって来ると言われています。ということは、やはり豆まきは夜に効果がありです。玄関や窓に向かって「鬼は外!」です。この時、玄関や窓を開けます。開けたその先に「鬼は外!」と豆をまきます。
鬼役のお父様方は家の中でなく、玄関の外にスタンバイして扉を開けましょう。風邪を召さないように!!(笑)
そして、「福は内!!」です。「福は内!!」の時は鬼が戻ってこないように玄関や窓を閉めます。
各お部屋の中央に向けて、いたるところから「福は内!!」と豆をまき福を呼びこみましょう。

福豆を使って更に効力UP!?
豆まきに使用する豆を『福豆』と言います。福豆は炒った大豆を使います。炒ることにより新たな芽がでなくなります。鬼を追い出し、福を呼び込む豆から芽が出てくることは縁起が悪いと思われていたようです。
落花生も豆まきの定番ですよね。落花生は殻に覆われていて芽も出ません。大豆ではありませんが、東北や北海道では落花生が豆まきの主豆(福豆)として活躍しているそうです。
私の故郷、新潟も落花生でした。

最後に『年齢の数』または『+1』の豆を食べましょう!
年齢の数だけの豆を食べて健康を祈念します。昔の数え年の考え方から、年齢に『+1』をして食べる風習もあります。ちなみに私は数えで49個です。おぉ、食べ応えがあるぞ~。

コロナの状況下でもあり、衛生観点からも殻付きの落花生が今後の豆まきの主流になるのかなぁ。なんて考えながら、これから私も豆まきと恵方巻の節分の儀を執り行おうと思います^^;
みなさんも節分の今宵を是非、楽しんでください。