訃報を受けたらどのように返答するのが良いのでしょうか。
訃報(ふほう)とは、人が亡くなったことの知らせです。
電話などで「○○が亡くなりまして…」と言われ、何と返答すればよいかわからず、戸惑ってしまったことはありませんか?
訃報は突然訪れるものです。頭の片隅に覚えておくと良いでしょう。
一般的な返答として、「この度は大変ご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます。」とお声をかけて差し上げてください。
「何かお手伝いできることがあればおっしゃってください。」と添えるのも良いでしょう。
死因をこちらから尋ねたり、安易に励ますのは控えましょう。
ここでは、ケース別に返答の一例を挙げていきます。
①家族・親族の場合
お辛い中、ご連絡をいただきありがとうございます。
日程などが決まりましたら、ご連絡ください。お手伝いさせていただきます。
②友人・知人の場合
この度は大変ご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます。
ご迷惑でなければお別れをさせていただきたいのですが…。
日程などが決まりましたら、ご連絡ください。
何かお手伝いできることがあればおっしゃってください。
③会社関係の場合
この度は大変ご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます。
日程などが決まりましたら、ご連絡ください。
何かお手伝いできることがあればおっしゃってください。
最近は、家族葬で執り行うケースも多くあります。
家族葬で執り行う=家族や親族以外の参列はしてはいけない
ということではありませんので、参列を希望する方は、ご遺族にその旨を伝え、確認することが必要です。
葬儀が終わってからでは、最後の対面はもう二度と叶いません。
まとめ
・訃報を受けたら、この度は大変ご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます。とお声掛けする。
・日程が決まっていれば伺い、間違いのないようにメモを取る。
・死因をこちらから尋ねたり、安易に励ますのはNG。
・家族葬でも参列を希望する方は、遺族にその旨を伝える。