自宅に香典が届いた際の対応

のぼりとの杜コラム

家族葬が主流の昨今、また新型コロナ感染拡大に伴い参列は遠慮いただくケースが多いのは致し方ないのかもしれません。
しかし、ご親戚やご友人、ご近所の方からはご自宅にお香典が届きどのように対処したら?といった相談をこのところ多く受けます。
そこで、ご厚志に対してのお返しの方法をお話ししたいと思います。

『ご葬儀が終わり四十九日までを目安にお香典を整理し、配送する』
これでOKです。お気づきかと思いますが、通常のご葬儀とお返しの方法に変わりはないのです。
家族だけの葬儀だったからとかコロナで遠慮したからとかで判断するのではなく、故人様へのお気持ちまた、生前のお付き合いに対して感謝を込めてお返しをするようにしましょう。
お香典金額に対し1/3~半分の金額相当のお返し物を用意すれば用意する点も同じです。
また、葬儀後に事後報告する方もいらっしゃると思います。お香典が届いた都度に準備するのではなく、四十九日まで少しお時間はあると思いますので、ある程度お香典の拝受の落ち着きを見て整理を始めましょう。葬儀をお願いした葬儀社にお願いをすればカタログ等も見れると思いますし、挨拶状の作成などもやってくれます。

家族だけで送ったご葬儀でも参列できなかった方々は遠くから故人様に手を合わせているはずです。
お香典にはその気持ちも込められているのです。

参照:葬儀の知識&マナーVol.13「お香典返しの目安と方法」