大切な人を亡くしたご家族に私たちは【故人様にお化粧をすること】をお話します。
お化粧をする故人様の性別は問いません。
なぜかと言うと、人が亡くなった後はお肌が乾燥して、血液の循環も止まり、お顔の血色が優れなくなってしまうからです。
ご家族はこんな事を考えているケースが多くあります。
◎長い闘病生活だったので、生前のお顔に近づけてほしい。
◎いつもお化粧を綺麗にしていたので、最後もばっちりお化粧をしてほしい。
◎普段、ほとんどお化粧をしていなかったので、最後は綺麗にお化粧をしてほしい。
等々・・・
お化粧と言っても、お化粧をしているか分からないような自然体なものから、しっかりしたお化粧までご家族のご要望に応じます。
また、ご家族やご友人がお化粧をしてさしあげることもできます。愛用の化粧道具を使用することもOKです。
眉毛はこんな感じだったよね！
アイシャドウはこう。
口紅はこの色がよく似合ってた！
など、故人様のお顔を皆様の手で綺麗にしてさしあげたら、きっと故人様も喜ぶと思います。
納棺師や葬儀スタッフがサポートしながらお化粧を進めますので、心配ありません。
男性の方でも、自然体なお化粧を施すと生前に近いお顔になります。
お化粧とともに口元や髪形を整えたりもできます。入れ歯が合わなくなってしまったが、口元を整えてあげたい。頬がやつれているので少しふっくらさせてあげたい。
このようなご要望にもお応えできます。
最後の故人様のお顔の印象は記憶に残ると言われています。
ひょっとしたらこんなに顔を見られることって一生のうちで葬儀の時が一番なんじゃ…？とコラムを書いていて思いました。女性は特に、ちょっとそこまでのお出かけのときもお化粧をする方は多いと思います。私もみんなに顔を見られるときに眉毛が整っていなかったり、口が開いているところは絶対に見られたくない…！
お葬式の際はぜひ、生前に近いお顔を見ていただいてお別れをしていただきたいと思います。故人様も綺麗なお姿でお別れを言いたいはずですので…。
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