お彼岸に想う「無宗教での葬儀の後はどうすればよい?」

のぼりとの杜コラム

葬儀の多様化時代であるのは周知の通りです。
宗教者司式の下に執り行われる仏式、神式、キリスト教式、友人葬などのほか、無宗教葬で行われる葬送儀礼、また直葬・火葬式で家族のみで送り出す形など様々です。

さて、一般的には葬儀が終えた後は月日あるいは年次毎に追善供養(法要)を執り行います。仏式であれば49日、一周忌、三回忌。神式であれば50日祭、100日祭、一年祭。キリスト教式は追悼ミサや召天記念がそれにあたります。

さて、無宗教で行った場合はどうしたらよいのか。49日?100日?一周忌?う~ん…。こだわる必要はあるの?
少し考えてみてください。無宗教での葬儀やお見送りを選んだ(あるいはこれから選ぶ)理由は何でしょうか?
「我が家は宗旨宗派は無関係なので」「故人らしく送りたい」「宗教色は出さずにを希望したい」といった理由の方が多いのではないでしょうか。
とても素敵だと思います。故人様を想い、ご家族の故人様の希望に叶ったお別れを選択しているのですから。。。
この観点から無宗教葬であってもその延長線で考えていただけたら良いのではと考えます。すなわち、49日や一周忌といった形式にこだわらなくても良いのです。

・葬儀は無宗教だったが法要だけはお寺様に供養いただきたい。もちろんOKです。
・宗旨宗派宗教は無縁だからこそ、いつでも好きなタイミングで食事会。もちろんOKです
・仏壇がないけれど写真と分骨したお骨を前に毎日手を合わせている。素晴らしいです。

各宗旨宗派で葬儀を行った方はその宗教儀礼に準じた追善供養(法要)を。無宗教で葬儀を行った方はいわば追善供養の形も故人様・ご家族様らしくを一番に考えてみてください。

ちょうどお彼岸の時期です。ご先祖様、故人様へ静かに手を合わせてみてください。一番大切なことは供養・弔いの心を永遠に持ち続け継承することなのです。

 


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