葬儀でよく使うお花

のぼりとの杜コラム

今回は葬儀でよく使われる花の意味や花言葉についてです。
最近は様々な花が使われるようになってきました。故人様が好きだった花や飾ってあげたい花など…
地方から参列される方が首都圏で飾られる祭壇を見るととても驚く方もいらっしゃいます。
本来飾られる花の意味も大切にしながら、オリジナルの祭壇でお見送りができたらいいなと思います。


昔からよく使われている花です。
菊の花言葉は「高貴」「高潔」「高尚」です。葬儀の時によく使われる理由としては、格式高い花であることや、日本の気候によく合っているため祭壇に飾っても長持ちすることがあげられます。



最近では「ピンポンマム」という菊もよく見かけるようになりました。
丸い形がかわいらしいです。

ユリ
葬儀によく使われるユリには「荘厳」「高貴」「壮大な美」という意味があります。
また、その意味合いから結婚式にもよく使われています。人生の節目によく似合う花です。

胡蝶蘭
白い胡蝶蘭には「清純」という意味があります。
こちらも葬儀と結婚式のどちらにも使われる花です。色のついた胡蝶蘭もありますが、葬儀の際は白いものをお供えするようにしましょう。

カーネーション
白…「純潔の愛」「尊敬」「あなたへの愛情は生きている」
黄色…「美」「友情」
オレンジ…「純粋な愛」「清らかな慕情」「あなたを愛します」
葬儀でよく使われている色の花言葉をあげました。
カーネーションも菊と同様に長持ちする花です。色とりどりのカーネーションが並んだ祭壇はとても綺麗です。

いかがでしたでしょうか。ちなみに棘がある花や毒がある花は葬儀には不向きと言われていますが、最近は棘を除いたバラを飾ることも多くなっています。最後はお好きなお花でいっぱいにして送ってあげたいですね!