忌中札(忌中紙)は最近、見なくなりましたよね

のぼりとの杜コラム

ご自宅の玄関先に「忌中(きちゅう)」と書かれた用紙が掲示されているのを見たことはありますか?
これは、忌中札または忌中紙と言いいます。玄関の入り口に忌中札を掲示し、ご自宅でご不幸があったことを近隣の方に通知します。
昔は、死によって穢れを被っていることを知らせる意味合いが強かったようす。

↓こちらが実際に使用される忌中札です。大きさはB4サイズほど。

お通夜や葬儀の日時もお知らせします。

こちらは訃報用紙です。町内の掲示板などで亡くなった方のお名前や通夜・葬儀の日時等をお知らせします。

最近はこのような掲示物を目にする機会も少なくなってきたように感じます。
理由としてはFAXやメール、LINE、SNSなどの通信網が充実していること。また、「忌中札=葬儀の時は家を留守にする」という告知に捉えられ、葬式泥棒を防ぐために忌中札が避けられるようになったといった理由もあるようです。(葬式泥棒って噂では聞いたことはありましたが、実際にその昔にはあったそうです。)

個人的な意見ですが、生前に少しでも関わりがあった方の訃報は忌中札を掲げないにしても、お知らせして欲しいな、と思っています。以前、私もお世話になった方が亡くなり後で知ることになり、お通夜や葬儀に参列できず、お別れができなかったことが十数年たった今でも心残りです。
もちろん故人様やご家族の意向もあると思いますので無理は言えませんが…。

 

 


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