葬儀の形態として「直葬」があります。
「ちょくそう」や「じきそう」などと読みますが「ちょくそう」が一番、馴染むのではないでしょうか。また、「火葬式」と呼んだりすることもありますが、葬儀社によっては「直葬」と「火葬式」を別々な形態として分けているケースもありますが、登戸の杜ではどちらの呼称でも同じ意味合いとしてご案内しております。今回は「直葬」と呼んでお話ししたいと思います。
直葬も火葬式も通夜や葬儀などの儀式をせずに、火葬のみで弔う葬儀のカタチです。そこは共通項です。
直葬の主な流れ
『ご臨終 → ご搬送 → ご安置(自宅または安置所)→ 納棺 → 火葬場へご搬送 → 火葬 → 収骨』
これが一般的な直葬の流れです。
直葬を選択する理由はご家族ごとにそれぞれですし、掲題とは逸れるので今回は省略します。
さて、直葬の一番の懸念点は〝ゆっくりとしたお別れの時間がない〟と言うことです。ご自宅にご安置であれば火葬日まではゆっくりお過ごしいただけますが、安置所でのお預かりになると状況によっては火葬の日まで故人様とは会うことがないケースもあります。
火葬当日は火葬炉前で5分程度、拝顔、お別れのお時間はありますが、決して十分な時間とは言えません。決められた火葬場でのルールの中では致し方ないのが現状です。私たちも心苦しさを覚えることもあります。
しかしながら、かわさき北部斎場は火葬場でもしばしのお時間、お別れの時間を取る方法があります。
火葬時間からの30分前から、個室で最後のお別れの時間が過ごせるのです。他の火葬場ではなかなか見られないとても良いものだと思います。
棺の蓋を取り、副葬品を入れたりお手紙や写真を添えたり、またお花を手向けたり声を掛けて差し上げたりと故人様との時間が過ごせるのです。祭壇などは飾れませんが、ご利用される方にはとても喜ばれています。
慌ただしく火葬へ向かうのと、ゆとりがあってお別れができて火葬へ向かうのでは気持ちの面でも随分と違うと思います。
火葬場利用の情報はなかなか知る機会ってありませんよね。お役立ていただけたら幸いです。知らないと損することもあったりするんです。
かわさき北部斎場での直葬をお考えの時には、是非ご利用いただきたいと思います。
しかも、個室のお別れ室の利用料金は無料です!!