ご自宅でのお盆供養

のぼりとの杜コラム

明日は8月盆の送り盆です。コロナ禍の中、みなさまはどのようなお盆をお過ごしになりましたか?今日がお盆休み(夏休み)の最終日で送り盆を一足早くという方もいらっしゃったのではないでしょうか。

先日、ご自宅でのお盆の供養のお手伝いをさせていただきました。お寺様にお経を読んでもらい、故人様の供養をします。
コロナ禍なので、大人数で集まることは難しく、ご家族のみの参集でしたが、あたたかな雰囲気の中で行われました。少人数であってもやはり皆が集まってお盆を迎えるのはいいな…。って思った次第です。

ご先祖様とひと時を過ごすお盆をおさらいしたいと思います。(お盆の行事は地域によって異なりますので、一例であります)
8月(または7月)のひと月前から準備を始めます。
・お寺様への依頼
・お仏壇、お墓の掃除
・お線香、ろうそく、盆棚、提灯の用意
※新盆の場合は、新盆用の提灯の用意と新盆見舞いに来て下さった方への返礼品の用意もするとよいでしょう。

8月(または7月)12日
・飾り付けをし、供物を並べます。

13日:迎え盆
午前中に、お墓参りに行きます。

夕方に、提灯を用意して、家の玄関口等で迎え火を焚き、ご先祖様をお迎えします。

14日、15日
お寺様に読経をいただく。
お墓参りをする。
会食をする。

16日:送り盆

送り火を焚き、ご先祖様をお見送りします。

コロナ禍で出かけるのを控えたりと、いつもと違ったお盆休みに戸惑いを感じますよね。
そんな中でも、やはりご先祖様をお迎えするお盆は大切です。
私も遠くから手を合わせ、今ある自分の幸せに感謝を伝えました。
秋のお彼岸にはコロナも落ち着いているといいな。そうしたらすぐにお墓参りに行こうと思っています。