出棺の時に霊柩車が鳴らすクラクションの意味

のぼりとの杜コラム

最近は都市圏では見かけることが少なくなった、霊柩車が出発する時のクラクションの音。

決してこの光景が無くなったわけではありませんが、時代の流れでしょうか。鳴らすケースは少なくなりました。それでも、葬儀を経験した方の中で、クラクションを鳴らすのを聞いた事はありませんか?
今回は、なぜクラクションを鳴らすのかについてのお話です。
諸説ありますが、いくつかご紹介します。

故人様が出棺する事を参列者の皆様や、近所の人に知らせる。
これは、大きな音でクラクションを鳴らすことで『故人様が出発します、今までありがとうございました』とお知らせする意味があるようです。

邪気を払う意味合いがある。
昔は出棺は朝早くに行われていたそうです。その時にニワトリの「コケコッコー」と鳴く声は邪気を払うと言われていました。今は朝早くから出棺する事はほとんどありませんので、その代わりに霊柩車のクラクションを鳴らすようになったようです。

まとめると、クラクションを鳴らす事で道中の邪気を払い、故人様の旅立ちの合図や、ご挨拶をする。という意味合いになりますよね。

予備知識として
クラクションは必ず鳴らすものではありません。
近隣の住民の方の中には、クラクションの音を不快に思われる方もいらっしゃいますので、葬儀式場によっては鳴らさずに出棺したり、短い時間だけ鳴らすとしている所もあります。
もう一点、やはり地域の風習も関係するところも大きいようです。これからの時代、ご家族、地域環境、風習等を鑑みながら出棺時のクラクションを鳴らすか否かを決めることが良さそうです。

 


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