葬儀屋さん“あるある”!?

のぼりとの杜コラム

久しぶりに葬儀屋さんの“あるある”を(^^;
「へぇ~」って思っていただけたら嬉しいです。
では、さっそく…。
■ご自宅での葬儀の相談の時には「テーブルとイスがいいな」と思ってしまう。
葬儀の相談は数時間に及ぶこともあります。床に座っての相談時はやはり葬儀社たるもの正座です。お客様が「足を崩して」と言われても正座を崩さないことがほとんどではないでしょうか。
(先方から声が掛かれば崩さない方が無礼と書かれているマナー本もありますが)
長時間の正座は痺れが…。そして立ち上がった瞬間によろめいてしまう。新人の頃は特に慣れていないので辛かった思い出があります。

■道路を走る「黒色」のエスティマやエルグランドの車を見るとナンバーを確認してしまう。
ご遺体の寝台搬送で使用頻度が高い車が上記の2種です。寝台搬送の業務使用の場合は緑ナンバーが義務付けられているので、ナンバーを確認して緑ナンバーだと「どこの葬儀社だろう」なんて考えてしまいがちです(;・∀・)

■ドラマなどの葬儀のシーンで宗派を確認する。
お葬式のシーンってドラマでよく見かけるなぁ…と思うのはこの仕事をしているからでしょうか?
位牌に書かれている戒名や読経で、これは○○宗だな。と確認せずにはいられません。

■同じくドラマより。事件などでご遺体が担架で運ばれていくシーンで。
「いやいやいや、現場はもっと殺伐としているぞ」って思わず突っ込みがち。特に某県の場合、実は葬儀社が警察とともに現場に居合わせていることもあります。

■「葬儀屋さん」ではなく、名前で呼んでいただけると嬉しい。
これはどのお仕事にも当てはまるかもしれませんが、職業で呼ばれるより、「○○さん」と名前で呼んでいただけるとお客様との距離が近く感じます。

いかがだったでしょうか?葬儀社の仕事はなかなか知る機会がないと思いますが、普段こんな事を思ったりしています(^^;)
他にも「これってどうなの?」と疑問に思うことがあれば、ぜひ教えてください!