新型コロナ感染症に思う。葬儀社の役割とは。

のぼりとの杜コラム

一都三県に二度目の緊急事態宣言が発令され初の三連休が終わりました。
不要不急の外出自粛、テレワーク、ステイホーム、自宅でご飯、オンライン飲み会と我慢の時ですが、「俺たち、私たちだけなら大丈夫」とは思わず、個々の力をひとつの大きな遠心力に変えて、この見えないコロナを退治していきましょう。

テレワークができなかったり不要不急とは無関係のお仕事をされている方も多くいらっしゃいます。私どもの葬祭業もそのひとつです。
昨年末から年明けの今日に至るまで、事実コロナでお亡くなりの方が急増していることを実感しております。ご遺族のお気持ちを思うといたたまれない気持ちになります。入院中の面会制限、最後のお別れや火葬場での制限など、辛いものばかりです。

我々、葬儀社の役割はそのご家族の想いを背負い故人様に向き合うことです。コロナ感染症でお亡くなりの場合、葬儀社は病院へのお迎えから火葬の手続き、さらには収骨まで立ち会います。いわばご家族の代理です。
ご家族はコロナが憎いと思います。故人様は「何でコロナに…」と思っているはずです。その想いをしかと受け止め、葬儀社の求められる役割をしっかりと担っていきたいと思います。

最後に。
コロナ感染に付け込み高額な費用を請求する葬儀社の存在がクローズアップされてきました。残念でなりません。