葬儀の知識とマナーVol.20「これだけは今すぐできる葬儀の事前準備」

のぼりとの杜コラム

お葬式の事前相談の時に「何を準備しておけばいいですか?」と聞かれることがあります。お葬式の準備は多項目、多岐に渡るのですが、気持ちも落ち着かない中で全てを把握しようとすると頭もパンクしてしまいます。一番はできることから少しずつ。これに限ると思います。
そこで今回は、“最低限これだけは準備しておきましょう”と題してお伝えいたします。

①故人様のお帰り先を決めておく
病院等や施設でお亡くなりの場合、故人様は移動しなければなりません。
選択肢としては ★自宅 ★葬儀社の安置施設 ★式場や火葬場の安置室 が挙がると思います。式場や火葬場の安置室には病院などから直接、お連れできない場合もあるので確認が必要です。
②遺影写真の候補を決めておく
故人様らしい写真であれば何歳の時に撮影したとかは気にしなくて大丈夫です。ひとりで写ってい
なくてもOK。綺麗に加工できます。お顔がハッキリ写り、小さくても免許証の顔写真くらいはあった方がよいです。個性に満ち溢れた写真を選ぶ方も多くいます。
③故人様と喪主様(主に)の本籍地を調べておく
火葬許可申請に死亡届の提出が必要になります。そこには本籍地の記入が必須となります。故人様はもちろん届出人(主に喪主の場合が多い)の方も本籍地が必要になるので予め調べておきましょう。葬儀の知識とマナーVol.10参照

このほかにも声を掛ける方の範囲やお寺様のことなどを考えておく必要がありますが、まずは身近なことで準備しておくこととして今回お伝えした3つの項目の準備をおすすめします。
この3つは意外とすぐに準備できそうに思えて実は時間がかかったりする項目でもあるからです。
最後にもうひとつ。信頼できる葬儀社=担当者をしっかりと見極め決めておくことが一番です。葬儀社には担当の指名をしても良いのです。

 


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