【競走馬の葬儀、まとめてみました】動物の葬儀、どのくらいご存じですか?

のぼりとの杜コラム

気付けば猛暑が過ぎ、冷え込んできました。

身体を冷やさないよう、体調にはお気を付けください(+_+)

 

今年、私は初めて競馬に興味を持ちました!

とはいっても、まだまだ分からないことだらけで勉強中ですが、

10月「天皇賞(秋)」は3連複、11月「ジャパンC」は3連単、

それぞれ一点買いが的中し、浮かれているところです笑

 

予想が的中することはもちろん嬉しいですが、

レースに携わる方々の熱意、観客の応援と共に、馬と騎手が勝利を目指す姿は、

知識の浅い私でも感動します…!!

 

昨日、大活躍のイクイノックスが電撃引退と発表され、かなりショックでしたが

格好いい走りを見せてくれた御礼と、本当にお疲れ様という気持ちでいっぱいです(/_;)

12月24日の「有馬記念」の出走馬もかなり興味深いので、楽しみです!

 

今回は、競馬に興味を持った葬儀社のスタッフとして、

動物や競走馬の葬儀について、まとめてみましたm(__)m

※状況によって、内容が変わる可能性があります。

参考程度で見ていただけると幸いです!

 

まず動物が亡くなってしまったら、

自治体または、ペット葬や火葬ができる会社へ連絡をします。

 

そして火葬場への移動は、

家族または業者が搬送する流れになります。

 

次に火葬について、いくつか種類があります。

合同火葬・・・他の動物たちと一緒に火葬をすること

他の動物たちと遺骨が混ざるため、ご家族へ遺骨の返却は行わず、

合同墓地へ埋葬されます。

 

個別火葬・・・個別で火葬をすること

個別火葬には種類があります。

 

一任個別火葬(個別一任火葬)

業者が引取り~火葬まで全て対応するため、家族は立ち合いません。

遺骨:引取りが可能かは、業者への確認が必要です。

 

立会個別火葬(立会火葬)

ご家族が立会でき、火葬後は遺骨の拾い上げまで行います。

遺骨:そのまま引き取ることができます。

 

上記は火葬の流れになりますが、画像のような葬儀もご自宅で執り行うことができます。

※イメージ画像

弊社でも対応が可能ですので、お困りごとがあればご連絡ください。

 

また土葬法律上可能ですが、デメリットが多いようです。

・私有地や許可を得た場所が必要

・土に還るまで時間がかかる
小さな動物で数年、犬や猫の大きい動物だと数十年かかる

・害虫、異臭、汚染、野生の動物に荒らされる危険性がある
近隣トラブルになる可能性がある

・土葬を行うための処理法や、法令に違反していないか、確認が必要

 

反対に火葬の場合、大きな動物の遺骨は埋葬しやすく、

土に還るまでの期間も短縮されます。

そして、害虫、異臭、汚染、野生の動物に荒らされるといった

トラブルの対策もすることができます。

 

そのため、土葬よりも火葬が主流となっています。

 

最後に、調べた中で印象に残った競走馬のお別れ

まとめてみました。

 

 

2010年 オグリキャップ

現役時代のレースが映し出され、お別れ会が始まりました。

ターフ(芝を敷いた走路)に見立てた祭壇の中央で、

オグリキャップの大きな遺影写真が飾られました。

参列者はお花を手向け、祭壇に置かれたたてがみを触り、最後のお別れをしたそうです。

(参照:https://uma-furusato.com/news/55059.html

 

2016年 メジロライアン

葬儀当日は大雨でしたが、式が始まる午後3時には小雨になったそうです。

参列された騎手の、

「重馬場(雨で水分を含み、柔らかいコース)が得意な馬

だったので、今日は雨が降っているのではないか」

という挨拶が印象的でした。

(参照:https://uma-furusato.com/news/85607.html

 

2019年 ディープインパクト

追悼競走が行われ、各々の競馬場では献花台や記帳台を設置し、

沢山のファンが別れを惜しみました。

献花や記帳だけでなく人参や、りんご、手紙など手向けられたそうです。

追悼競走:日本中央競馬会(JRA)が亡くなった直後の競馬開催時に、

馬を追悼するため、献花台や記帳台を設置すること

 

お別れの仕方は、人と動物でまだまだ方法が異なるようですが、

亡くなった人や動物への追悼の気持ちは、同じです。

 

今回記載した動物の葬儀は、人と同じ追悼の気持ちを形にできたものであり、

これからも増えてほしいです。

そんな葬儀が増えていき、いずれは一般的なお別れの形になってほしいなと思い、

紹介しました。

 

今回は、動物や競走馬の葬儀についてのコラムでした。

少しでも参考になれば、嬉しいです!