「ぼたもち」と「おはぎ」もうすぐお彼岸です。

のぼりとの杜コラム

もうすぐお彼岸です。お彼岸は春と秋にありますよね。
今回はお彼岸のおさらいをしてみたいと思います。知っている方も、そうでない方も是非、お付き合いください。
【春のお彼岸】
・3/17彼岸入り
・3/23彼岸明け
・3/20(春分の日)彼岸の中日
【秋のお彼岸】
・9/20彼岸入り
・9/26彼岸明け
・9/23(秋分の日)彼岸の中日
春分の日、秋分の日を挟んで前後3日、計7日間をお彼岸といいます。
お彼岸はお墓に出向き先祖に会いに行く期間です。お墓のお掃除をしてご先祖様にご挨拶をします。
お盆と意味合いが違うのはお盆はご先祖様が家に帰ってくる期間です。お彼岸は家族が会いに行くのです。

そして、ぼたもちを食べます。ぼたもち?あっ、おはぎを食べます。んんん?ぼたもち?おはぎ?どっちが正しいんだ?
『ぼたもち』と『おはぎ』の違いってわかりますか?私は葬儀の仕事に就いて、あるご住職に教えてもらうまで知りませんでした(;^_^A
地域性の呼び名の違いかと思っていた次第です。
その違いは“季節”と“あん”でありました。
【ぼたもち】
春のお彼岸に食べる。
こしあんで作る。
【おはぎ】
秋のお彼岸で食べる。
粒あんで作る。

どちらも正解という地域や、通年でぼたもちと呼ぶ地域もあるようですが、お墓参りの時期で餡の種類と呼び名が変わるって個人的には趣があって好きなんです。わたしの叔母は総称してどちらもあんころ餅と呼んでいました(^^;

さあ、もうすぐ春のお彼岸です。コロナ禍による新生活様式で分散してのお墓参りになりそうですがしっかりとご先祖様の供養はしたいものです。
お墓参りには『ぼたもち』を持ってお墓に供え「どうぞ食べてください」と声を掛けてください。そして供えた『ぼたもち』を持ち帰ってお家で美味しく召し上がりましょう。ご先祖様も喜んでくれること間違いなしです!!