お葬式は故人が取り持つ「縁」でもあります。

のぼりとの杜コラム

お葬式は当然ながら悲しい式であります。故人様とのお別れですから当然です。
しかしながら、故人様が取り持つ縁もお葬式の意味合いではないでしょうか。

お葬式はめったに経験しません。お葬式には親族や親しかった方々、故人様と縁のある方々が久しぶりに顔を合わす場面でもあるのです。そこで繰り広げられる会話には自分が知らなかった故人様(例えばお父様やお母様など)の話がたくさん聞こえてきます。
「仕事ばかりだっただろうけど、職場では面倒見の良い誰からも好かれる人だった」
「悪口は絶対に言わない人だったよね」
「学生の頃はモテモテで人気者だった」
「陸上の選手としてすごかったんだよ」
「子供の頃は隣の家の柿をよく黙って食べて怒られていた悪ガキだったんだぞ」
などなど。。。

「えー、父がそんな人だったの?」
「家では寡黙で無口なのに」
「仕事ばかりで家に帰るのが遅かったけど、そんなに慕われていたんだぁ」
「陸上の選手?初めて聞いたよ」

お葬式がひとつの“縁”となり故人様の新たな一面が知り得ることも多いのです。ご家族が思っている以上にお別れを言いたい方は沢山いたりします。家族葬が主流になっている昨今のお葬式背景ですが、すぐに家族葬とは決めつけず交友関係などをしっかりと調べた上で通知する範囲を決めるのも大切だと思います。

葬儀や通夜の儀(住職による読経など)はご家族でだけで。その開式前に自由に故人様に会いに来れる時間を設けるようにすれば会いに来れる方もたくさんいると思います。
15:00~自由に参列
18:00~家族のみでのお通夜・会食
こんな感じです。

故人様の取り持つ縁の方々から故人様の新たな一面を知る得る機会はおそらくお葬式が最後となるはずです。
亡くなった後も『縁』で繋がっている証としてもお葬式はあるのです。

 


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