密葬と家族葬…違いは何でしょうか?
密葬は少ない人数で周りに知らせずに葬儀を執り行う、そんなイメージを持っている方も多いと思います。
あれ、家族葬も同じなんじゃない?と思いませんか?
実は密葬には定義があります。
- 密葬は後日お別れ会を行う前提とした葬儀の事です。密葬→お別れ会という一連の流れが「密葬」という言葉の定義です。
- 家族葬とは、一般的に家族や親族などの少人数でお送りするお葬式というイメージですが、定義はありません。
実はこの家族葬という言葉は最近作られたものです。昔の葬儀は何十名、何百名の参列が当たり前でした。
しかし、今は亡くなる方の年齢が高齢化しており、友人・会社関係の方との関わりがほとんどない方もいらっしゃいます。
そこで、参列が多い葬儀を一般葬、参列の少ない葬儀を家族葬とわかりやすいように呼称するようになりました。
しかし、家族葬の定義や捉え方ははご家族ごとに異なります。
◆ 家族2人で見送る家族葬。
◆ 家族・親戚20人で見送る家族葬。
◆ 家族・親戚・親しい友人…100人で見送る家族葬。
祭壇の大きさも関係ありません。家族葬という言葉のイメージに捉われない、家族が納得するようなご葬儀を作り上げる事が一番大切なのではないでしょうか。