土葬は今でもできるの?

のぼりとの杜コラム

今回は土葬についてのお話です。
人が亡くなると火葬場に行ってお骨になることが一般的です。
土葬とは火葬場へは行かずに土葬用の墓地に埋葬することを指します。

結論を申しますと、地域は限られますが現在でも土葬は可能です。
山梨県や北海道、茨城県の一部の地域では実際に土葬用の墓地があります。

室町時代後期以降、火葬が進んでいきましたが、貴族や武士以外の方々は土葬が主流でした。
明治時代中期以降でも火葬率は全体の3割未満でしたが、日本では現在、99%の方が火葬を行っています。

◆現在も土葬を希望される方々はどのような理由があるのでしょう?
その理由として、
①土葬は火葬と違い、燃料を必要としないため、環境にやさしい。
②自然の中に還りたい。
③宗教上の理由。 などが挙げられます。

◇しかし、土葬のデメリットとして…
①日本は広大な土地を持っていないので、土葬を行うスペースの確保が難しい。
②昔は土葬によって感染症が引き起こされたケースがある。(現在は生活環境への配慮を行っているので安心です)
などが挙げられます。

いかがでしたでしょうか?確かに土葬は自然に還るという意味では非常に良いものであると感じました。
しかし、現実的な事を考えると、土葬が可能な墓地は少ないのでお墓参りに行くときは少々不便になってしまうのかな…とも思いました。

登戸の杜では土葬の事も含め、あらゆるご相談にのっています!こんなこと聞きづらいな…聞いても良いのだろうか?とお思いの方、心配ご無用です。匿名でもOKです。

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